医療業界の中でも介護施設は特にM&Aが激化

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

高齢化社会に向けて大手企業が介護施設に参入してきて、競走が激化しています。その上2年に一度の介護補修改定が行われ、めまぐるしく変化するため先を読むことが特に難しくなっています。地域密着型で事業を行ってきた施設は事業拡大や大手とM&Aを行い経営戦略を変更しています。2006年には自冶体が介護付き老人ホームの設置数に上限を決めたことによって、設置型から在宅型の介護施設が増えるようになりました。現在ではサービス付き高齢者向け住宅という高齢者向け住宅にサービスの付いた賃貸住宅の人気が高まっています。介護施設より安価で入居することができ、一人暮らしの高齢者にとってご本人も家族も安心できるところが人気の秘訣と言えます。今後もこのような新しいサービスが登場することも十分考えられ、今までの施設は事業転換をおこなっていく必要があります。

慢性的な人材不足の介護施設

介護施設は常に人材不足で、介護職を確保するための労力は大変なものです。中でも現場をまとめる管理力となると一般の介護職とは資格も違ってくるので、優れた医療に関わる人材の離職を防ぐために多くの努力が必要になります。それでも管理者の離職を防げないことが多いのが現状です。そこで優秀な管理者が退職するのを機にM&Aを考える施設も少なくありません。譲渡のタイミングだからこそ人材を確保することが可能になる場合があります。管理者不在となると指定の取り消しとなってしまう可能性があり、入居者が困ったことにならないためにも、譲渡を行う事業主は多いです。そして、今まで常に悩まされていた人材不足の問題から解放され、純粋に介護事業に力を入れるチャンスを手に入れるためにも、M&Aを行う機会を逃してはならないのです。

行政の許認可ビジネスの介護施設の管理者不在となると根回しが必要

医療業界の中でも介護ビジネスは行政の許認可となるので、M&Aを行うときには根回しが必要になります。M&Aには株式譲渡と事業譲渡があり、行政手続きのスケジュールを必ず認知しておかなければなりません。事業譲渡の場合は、事業の廃止と同時に開始を行わなければ、診療報酬の請求漏れなどが起こってきます。譲渡に戸惑ってしまったために誤って不正請求をしてしまった場合は、許認可が取り消されたりする場合もあるので、細部にわたって手続きを行う必要があります。介護ビジネスは入居者を含め地域に対して責任があるため、成功率を高めるためにもプロの専門家のアドバイスは必須となります。

ピックアップ記事

医療業界のM&Aには縁がある

M&Aを行う際には業績、将来性、規模などから最も適したところを選ぶ必要があります。M&Aは縁があると言われているように、どんなに優れた医院や施設であってもすぐに見つかるとは限りません。できれば数多くの...

医療業界の中でも介護施設は特にM&Aが激化

高齢化社会に向けて大手企業が介護施設に参入してきて、競走が激化しています。その上2年に一度の介護補修改定が行われ、めまぐるしく変化するため先を読むことが特に難しくなっています。地域密着型で事業を行って...

医療業界のM&Aを行うときの仲介会社の選び方

医療業界のM&Aは一般企業とは違うということを説明しましたが、仲介業者を選ぶポイントはなんといっても成約実績の多さです。医療業界のM&Aの歴史は浅いので事例書や手引き書などが整備されておらず、仲介業者...

M&Aを考える、医療業界が抱える後継者問題

想定外の高齢社会になり医療費は増える一方です。この先も医療制度改革が行われ、さらに厳しい状況になることが考えられます。病院内で使われる備品などを減らすなどの経営努力をしているものの赤字になる場合も多く...


コンテンツ

カテゴリー